ロイヒつぼがくさい
今日外へ出たら電車がとまったので映画を見ました。
ヴィクトリア女王最後の秘密 を見ました。
実際にあったことなのはともかく、ピンとこなかったなあって気持ちです。
夫も親友も亡くして孤独な女王陛下が、たまたま謁見することになったインド人がインテリで徳の高い人物だったので、どんどん登用していって周囲がやっかむみたいな感じ
う~んでもどうすればよかったんだろうなあ
爽快感やぎゃふんがほしかったと言えばそうなんだけど、その手の映画ではないし、ひとりぼっちのヴィクトリア女王はかわいそうだなあというか、一日じゅう人前で高飛車に振舞っていなきゃいけないのは、そらねじくれるよねって感じだし
インド人ももう一人いたんだけど、そっちはとくに贔屓もされないから、なれない土地ででも贔屓されてる方を欺くこともせず、弱って死んでいくという…
その前にも少し手はうてなかったのかい、と思っちゃった
ただ、実際は女王の相手して周囲のやっかみもあって、慣れない場所で…みたいな状況で一緒にきただけの同郷の人間みてられないだろうなあっても思う
服やじゅうたんの色はすごくきれいだった
話がだまになっちゃうのは仕方ないかもしれないけど、なら画面をも少し楽しくしてほしかった。喋り方とか。
劇的な展開、鼻を叩き折る!的なのだとスッキリ!みたいな話になっちゃって気分悪いと思うから
いいな、って思ったのは死ぬときにさようなら、って言うのはよかった
最後さようなら、って言って別れるのは怖いけどさようなら、元気で、って怖くても啖呵きって言えたら自分にかっこつけられると思う
それはいいなって思った