シャチ圭列島

がんばるぞ

自滅おじさんの輝き

今日は自滅おじさんが好きという話をします。

こないだ、デトロイトうんちゃらっていうゲームを友人に見せてもらったんですが、アンダーソン警部補が好きで、出てくるたびギャッギャ笑います。

アンダーソン警部補は元は努力の出来る優秀な人間だったけど、悲惨な事故からやけっぱちになり、コナーと事件にかかわるまでひたすら破滅的生活をしています。

死ねたらいいが、ふんぎりときっかけをまだつかめてないって感じです。

根底が良心的な人物であるため、積極的に自分の能力、生活を台無しにしているにも関わらず、時折自分が何をやってるのか、何を踏みにじって台無しにしているかを思い知りショックを受ける、無意味な永久機関おじさんです。

賢いから、どれほどくだらないことを現在進行形でやってるか、時折ふっと理解できてしまうのが、あ~賢いおじさんって大変だなって思います(頭がよくない)。

頭が悪く破滅的なら楽なんです。坂道をスムーズに転がり落ちるだけで終わりだから。

だけど、もともとが優秀であると、自分が何をやってるかどこにいこうとしてるかを時折思い出して、そこらじゅうにがつがつ引っかかって、スピードも落ちる。なかなか下りきれない。

落ちて終わりにしたいけど、賢いということは怖さも豊富にしっていることなので、ぽんと落ちれないんですね。行ってみればわかるっしょ!とはいかない。

 

大好き自滅おじさんその2のデッドプールには上記は当てはまったり、はまらなかったりします。

あの自滅おじさんはデイリーで賢さが変化するからです。元はどちゃくそ優秀傭兵おじさんだからね。

あれはなんども坂を転がり落ちきったはずなのに、引き摺り戻されるので頭おかしなっても当然だよねって。発狂の合間に正気に戻ったりもするし、

自滅許さないマンケーブルが導きたがるので大変だなあって思います。

 

バットマンことブルース・ウェインもそうですね。自滅おじさんです。

彼は出来がいいんだけど、優秀ではないのかも…頭はめっちゃいいんだけど、地頭という点でもしや優秀でもはないのかもしれないとたまに思います。

今度はうまくいくかもしれない、でロビンを潰し続けるさま見てる分には大好きですがそろそろあきらめろと思わないでもない。

 

そんでこういう自滅おじさんたちには大概自滅許さないマンがセットで着きます。

アンダーソン警部補にはコナー、デッドプールにはケーブル、バットマンにはスーパーマンまたはロビン など。

この辺がお話の快楽部分かもしれませんね!

彼らが自滅の責任をとらされるにしろ、もしくは苦渋の煮凝りが報われるにしろ、輝きます。人間らしさがビッチビチに詰まった自滅おじさん大好き!お話を引き立てるスパイス(メイン)です。